out of 自意識

ふと、自分のブログでどんなことを書いていたのか思い出してみた。

 

自分の悩みや、自分がどんな性格か、過去のできごとについて。だいたいこの3つのどれかであることに気が付いた。いかに自分に対して考えているか、いかに内向的な人間であるか気が付いた。

 

じゃあ、俺以外の人について書いてみようかな!!と考えた。さっそくブログの作成画面に向かってみたけれど、脳内に文章は出てこなかった。

 

約2か月も自分に関してブログを書けるような人間である僕は、他人のこととなると全く文がかけないのである。

 

他人に対して無関心だから文がかけないんだろう、と思ったけれど、きっと違う。

 

関心はある。僕は他人に嫌われたくなくて、いい奴だと思われたくて、自分の意思を曲げつつ行動してきた。周りの人を気にして生きていた。

 

そんな人間が他人に関心がないとは考えにくい。

 

感心じゃなくて興味がないのかもしれない。

 

興味がないから他人についてわからないのだ。他人が僕に対してどう思っているのかがわからないから怖い。わからないからとりあえず都合のいい人であろうとしていた。

 

相手のことを知ろうとすればいいものを、自分の評価を知りたくなくて、他人を知ることを恐れてしまっていたのだ。

 

ブログを書いてきて、いかに自分が他人に対する興味がないのか分かった。そして、そのせいで自分が苦しめられたこともあったことに気づけた。

 

人に対して、都合の悪い人になるのは別に悪いことじゃなかった。むしろ自分の意思を曲げてまで都合に合わせる必要なんてない(すべてのことに言えるわけじゃないけど)。

 

僕は必要以上に他人からの評価を恐れた。それは自分自身の評価が高くなかったせいであったり、自分をけなすような人に出会ってしまったせいもあるだろう。相手から「イヤな奴」と烙印を押されたくなくてしょうがなかったのだ。

 

きっとこれからも自意識過剰な自分と向き合っていかなきゃいけないし、その中での自分との対話を繰り返していくと思う。

 

そんな対話を日記としてこのブログに書いていきたい。何年かして見直してみて、笑っていられるようにしたいと思うのである。