スピッツは最高です
みなさんはスピッツというバンドはご存じですか?
「チェリー」や「空も飛べるはず」、「ロビンソン」といった代表曲を持つバンドです!他にも朝ドラの主題歌「優しいあの子」などが有名ですね!
今日は僕の好きなバンドであるスピッツについて語らせていただきたいと思います。いつも暗い話題や失敗談が多いので、たまには好きなことについて語らせてください!
ただ、人間は好きなものについて語ってしまうと話が長くなる傾向にあります。長くなるのは嫌なので、僕的に好きなポイントを2つにまとめて記したいと思います。
1つめは「歌詞がつくりだす世界観」です。
スピッツの作詞は主にボーカルの草野マサムネさんが行っています。余談ですけど、作曲は草野さんが行っているように思われがちですが、すべての曲を草野さんがやっているわけではありません。もしかしたら意外かも?
スピッツの歌詞、ということですが、皆さんはスピッツの「チェリー」をご存じですか?もし知っていらしたらAメロを思い出してみてください。「君を忘れない~、曲がりくねった道を行く~」ってやつです!
♪
君を忘れない 曲がりくねった道を行く
生まれたての太陽と 夢を渡る黄色い砂
どうでしたか?なかなか意味不明な歌詞だなって感じた方がいらっしゃったのではないでしょうか。でも、メロディにのせて口ずさんでみると、どこか明るいような雰囲気を醸し出しているように思いませんか?
この意味不明なのに情景が浮かんでしまう歌詞が僕はとても好きです。詩人だなあって思います。歌詞の意味を考察して楽しんだりできるのもグッドです。
2つ目は、「挫折からの復活」です。
スピッツって挫折してたん?って首を傾げた方。そうなんです。実はあのスピッツも挫折をしているのです。
これを説明するにはまずデビューする前の頃のスピッツについて説明する必要があります。
デビュー前のスピッツは「パンクロックのバンド」だったのです。パンクロックとは熱量を前面に押し出し、ゆがんだギターサウンドが特徴なロックのことです。歌詞も社会への抵抗など、とがった感じのものが多いです。
パンクロックのスピッツってなかなか想像できないですよね。スピッツといえば透き通る声に爽やかなギターサウンドってイメージが強い方がほとんどだと思います。
ですが、スピッツはあるバンドの登場によって衝撃を受けて一時活動休止になります。音楽性も休止後から徐々に変わっていきました。
あるバンド、というのが「THE BLUE HEARTS」です。「リンダリンダ」や「情熱の薔薇」が有名ですね。
もしかしたら、ブルーハーツがいなければ今のスピッツはなかったのかもしれませんね。なんかそう考えると運命的な何かを感じてしまいます。
スピッツのメンバーの皆さんはパンクロックをやりたかったらしいのですが、挫折をした結果、違う系統の音楽に舵を切ったようです。
ですが、スピッツの中ではロックに対するあこがれだったり、情熱はまだまだ燃えているようでして、スピッツの曲の中にはロック調の曲がいくつか存在しているのがわかります。
youtubeで公式からMVが出ている曲でいえば、「メモリーズ」や「1987→」がロックな感じでカッコいいです。
また「1987→」ですが、どうやらこの曲は過去のスピッツについて振り返っているような歌詞が随所に見受けられる曲なのです。(ちなみにスピッツの結成年は1987年らしいです)
1番の歌詞がこちら