成功したものはすべからく努力しておる!らしいぞ!!

学生時代、授業をよく聞いて丁寧にノートを作っている真面目な子ってクラスに一人くらいはいましたよね。しかもそういう子って、ほとんどテストの点数もいい。僕は、やっぱり日々の授業をキッチリと受けることって大事なんだなあ~、だなんて思い、ポケーっと授業を受けていました。

 

まあ、勉強だけに限らず、趣味、スポーツ、仕事など、何かに取り組む時って、取り組む姿勢がすごい重要に思えてならないんですよね(当たり前のことかも...)。

 

特に僕は中学生の時、やる気、姿勢、心構えが小さいせいで辛い思いをすることとなりました。と、いうことで今回は、心の姿勢と時間についてのお話をしていこうと思います。もしよかったら付き合ってやってくださいね!

 

僕は中学生時代、バレーボール部に所属していました。部に入った理由は人数が足りないから、バレー部に入ってくれ!と仲の良い友達に誘われたからでした。

 

もともと、スポーツは得意ではない上に、やるんならユルい感じの運動部に入りたかった僕でしたが、特に深く考えもせずに二つ返事で了承し、部に入ることとなるのでした。だが、この選択がのちに3年生まで及ぶ後悔に繋がることを僕は知らなかった。

 

僕の中学のバレー部は、結構頑張る系の運動部だったのです。部の顧問だけでなくコーチも付き、ぬるい態度で練習をやろうものなら、コーチが怒って練習を中止してしまうこともあるような、割と厳しめ(もっと厳しそう監督も見たことはあるけれど)な部活だったのです。

 

なくなんとなくで入部し、ましてや運動神経も悪いし、バレーに対する強い憧れもなかった僕は、見事にギャップを感じてしまい、ひよってしまったのでした。

 

入部してから3,4か月は特に怒られることもなく、優しかった先輩方(先輩方はみんな優しい人ばかりでした、これはマジ!)もいたので、なんとなく部活をやり続けていましたが、8月ごろ、ちょうど部の中心が3年から2年へと移るときくらいから僕は段々と「頑張る気持ち」が、薄れていったのです。

 

その理由は、周囲との意識の違いや、集団生活になれていないが故のミスが重なったことによる、自信の喪失とミスに対する恐れでした。

 

バレーボールは試合中にタイムを取ることができるのですが、控え選手はタイム中に試合に出ている選手に水を渡したり、靴底についた汚れを取るための「粘着シート付足場」を移動させたり、コートにモップをかけて汗やほこりを除去するといった仕事があったのです。

 

当然厳しい部活ですから、「控え選手の仕事」でも手を抜いてやろうものならキッチリと叱られます。当時1年生だった僕は、運動部特有の雰囲気に吞まれ、「あ~モップかけなきゃ、あ~~でも飲み物も出さなきゃ~~どうしよ~!!」と完全にテンパってしまっていたため、よく他の控えの子に仕事を奪われたりしていました。あたふたしていたせいで先輩に邪魔だ!とモップの柄で「飛天御剣流、飛龍閃」を喰らった記憶があります。タイムの時間は短いので、モップ駆けが間に合わなかったら困りますからね!

 

 

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飛天御剣流 飛龍閃 イメージ画

 

また、練習中にとある事故で先輩を支柱に激突させて、練習は中断、お通夜みたいな空気にさせたこともありました。とにかく僕は不器用だったんですね(何も考えずにやってたせいだろ!!)。

 

そんなこともあり、僕は練習中にプレイ中のミスのみならず、コート内外問わずミスを連発する問題児でした。先生に何度も注意されましたし、同期の子にもキレられたことも数回ありましたね。

 

そういう状況が1年ほど続き、もともと怒られることが嫌いだった僕は、ミスをすることを極端に恐れるようになりました。

 

ミスを恐れるようになった人がやることは二つあります。

一つ目は、逃げずに、積極的に練習をすることで上達し、ミスの回数を減らすこと。

二つ目は、逃げて、練習へ積極的に参加しようとせず、プレイする数を減らしてミスの回数を減らすことです。

 

僕はここで後者を選んでしまったのです。理由は二つ。バレーに対する興味ややる気がなかったことと、経験者の上手い後輩が入部してきたことです。ほとんどの人なら、後輩にレギュラーを取られようものなら、悔しくてたまらないでしょう。

 

でも、僕は違ったのです。「レギュラーになる=練習量が増える=怒られるのでは!?」といった思考回路になってしまっていたせいで、残念な気持ちがありながらも、安心感も感じており、「まあ、そんな風に考えてしまっている時点で、非スタメンなのは当たり前だよな!」と考えていました。

 

ただ、そんな気持ちで部活をやっていても当然楽しくありません。特にモチベもなく(レギュラーになる気はほとんどなかった)、先生に怒られるのを怖がり、同期の子から威嚇(授業中に内ももをよくつねられてました泣。まあ、内心僕の気持ちをわかっていたのかも)されたこともあり、正直続ける意味ねえなぁ...やめてぇなあ...と、思うまま、部活を続けることとなったのであります。

 

結局、非スタメンのまま3年生の夏の大会まで続け、同期のみんなと一緒に引退をしました。3年間週6日で練習をしていたにも関わらず、たいしてうまくもならずに引退をしてしまいました。

 

辛いことに、高校のスポーツ大会でバレーボールをした時に、野球部の素人からガンガンスパイクを決められて、「こいつ本当に経験者か...?」とクラスメイトに疑いの目を向けられたのは、今では思い出です(いい思い出ではないけどね!)。

 

最初の話に戻りますと、やっぱり、何かを成すためには、それ相応の心構えや興味を持って挑むことが大事だと思うのです。僕で言えば、もっとyoutubeなんかで上手い人の動画を見ることで「興味」が沸いて、ミスをすることの恐怖よりも、カッコいいプレイへのあこがれが勝り、レギュラーになれずともいい結果を残せていたのかもしれません。

 

スポーツの世界は、努力した時間が長い人間すべてが上達するわけではなかったのです。きっとやる気をもって努力をした人間の方が、嫌々ながら努力した人間よりも良い結果を残せるのだ。と思うようになりました。

 

はじめの一歩の名言にこんなのありましたよね。